浜田省吾アゲイン

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今年はまさかの年2回、過去25年間でメジャーコンサート参加ゼロの我々がついに行ってしもうた。
埼玉スーパーアリーナ、ドアツードアで丁度1時間、楽だ。
前回の長野泊まり込みとは大違い。
猛烈な雨に叩かれる心配も帰る時間を気にすることもない、唯一の心配はでかすぎて米粒の省吾となる恐れのみ。
しっかり双眼鏡も眼鏡かけたままで見られるやつを準備。
このまま消化不良で良いわけがない。
行くぜ省吾、と相成りました。
後から申し込んだので4階の絶壁席、しかもステージ直角
これが良いのだアリーナのように跳び跳ねる必要もない、
頭の後ろまでレスト出来るフカフカ席、嬉しい、省吾からも遠くない身も心も。

上から見下ろすとステージから後方へ光の川が流れそれを左右の断崖絶壁が挟み込んでいる。
こちらからだと鏡のように対岸を見ているみたいだ。
事実音は後方へ飛んでから反射し2方向から聞こえていた。

斜め前に2人の背広を着た中年男性。
兄弟のように雰囲気が似ている。
がっしりした顎とこめかみが歯を食いしばって生きてきた証。
省吾の歌に合わせて肩が揺れる。
平均年齢50代、軽い歌にはびくともしないおとこ達が指を突き上げ心のなかで叫ぶ。
それぞれの人生ごと音の波に浸し流し歌っている。

凄い光景だなと思う、ミッドナイトブルートレインでは私も声がでなくなった、無理に出したらとうにわすれたあの頃の涙が吹き出しそうになったよ。

不思議だね省吾、1万7000人の大人たちの心を鷲掴みにしていく。

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