腱鞘炎(ドケルバン病)の治し方

■ 腱鞘炎(ドケルバン病)の治し方

3月ごろから左手の手首が痛くなった。半年以上続いた。

腱鞘炎だ。若いころに一度患ったことがあるけど今回のは痛みがまるで違う。
親指を引いたりひねったりすると飛び上がらんばかりに痛む。

左手は物をつかめなくなり本も読めない。

整形外科に行っても腱鞘炎ですね、サポーターで固定してあとは湿布。そういわれて放り出される。

いくら冷湿布をしても気休め。痛みは去らない。
サポーターも5種類くらい試した、ずきっとする痛みは防止できるけど治癒する訳ではない。

原因はほぼ分かった。7インチのタブレットを左手で手首をひねるように持ち、延々と数時間もいじっていた。さらに文庫本を読むときも似たような手つき。これも寝る前の1時間以上。

かくして私は決意した。7インチのファーウェイのタブレットを廃棄。国産の10インチの大きめのタブレットに切り替え、机の上に置いた状態で見ることにした。専用のスタンドも購入。

しかしこれだけでは予防にしかならない。ネットで本を探して「バターナイフ健康法」を購入。画期的に思えたけれどバターナイフでこすると痛いのなんの、特に念入りに腫れた患部をこするように書いてあったけれど。これだけはやってはいかん。

決して腫れた患部をいじってはいけない。この部分のマッサージは不要なのだ。

人は痛む部分を中心に直接直そうとするが、ドケルバンに関してははるか20cm以上離れたところから、腱の上流から直さねばならない。

その後、この本がヒントになりずっと試行錯誤を繰り返した。

で、自分なりに考えたのが手の甲によるマッサージ法。

これなら自分の手なので痛くないし、何時でも何処でも出来る。

ポイントはこする部分を少量の水で濡らすこと。シャワーを浴びながら、洗面で手を洗う時についでに、いくらでもホイホイできる。濡らす水の量は僅かで良い。手のひら一杯分もあれば大丈夫。

半年近く続いた痛みがこれを初めて1か月でほぼ完治。一生続く痛みかと心配したけれど治った。

1)基本パターン、痛い方の手の親指が上を向くようにして
他方の手を手刀にして垂直に当て、軽く前後にこする。10回程度でワンセット。

 

2)痛む手を回転し手の甲が見えるようにする。
この状態で1)と同様に反対側の手刀で前後マッサージ。

3)痛む手を回転し手の平が見えるようにする。
この状態で1)と同様に前後マッサージ。
1から3までで1セット。1日に2~3セットすれば十分です、はい。

もちろんマッサージ後に患部を触って熱を持っているようなら冷湿布は必ずするように。楽になるよ。
これを見たドケルバン病の人が1日も早く厳しい痛みから解放されることを切に願ってます。なんせ痛いからね~~。

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