夢)ゆったりと寝椅子に寝転がって青空を見てる。周囲の草原を渡る風の音。右手には小さな溝。幅は50cm、深さは1m以上ありそう。良く見ると太古からの生物が飛び交う大渓谷のミニチュア版。目に見えない生物が水の中にも生い茂った草の間にもいる。左手には風とは違う音。羽音が聞こえる。目には見えないけれど透明な数羽の小鳥がホバリングしている。薄い影だけが草の上に落ちている。仲間なのだろう。青い空を見上げる、心地よいこの空間にずっとまどろんでいたい。満たされた時。やがて頭の方から声がする。ガラスで出来た透明な駅舎...