何かが始まる、何かが起きる

世の中はオリンピックの是非について論争が巻き起こっている。

何がいいか悪いか,これからどうなるのか,未来が分かる人はほとんどいない。

ここのところ立て続けに不思議な夢を見る。

一つ目の夢)
金属の球体が浮かんでいる。
巨大な隕石みたいだ、薄い雲に覆われた空に月の横にぽっかりと浮かんでいる。月よりは何分の一の大きさだ。それがいきなり消えたかと思うと右斜め上方から隕石のように落下してきた。
私はビルの屋上に居て家庭菜園などをのんびりやっている。
隣には奥様がやっぱりしゃがんで土いじりをしている。
黒い球体はそのまま左下の谷底に落ちていく、そこには下町のビルが密集している。街が崩壊する、危険だ、私は大声を出して奥様に伏せるように言う。
でも何事もないかのように何も起こらないかのように晴れた空はそのまま続いている、一体どうなるのだろう。

二つ目の夢)
東京の事務所に一人でいる。
千葉の奥様と電話で話をしている。窓の外を見るとなぜか白い川面が見えている。それが突然波が高まり飛沫がうねり川の水面が斜めに見えるようになった。
そう事務所が揺れているのだ。まるで小舟に乗ったかのように事務所の床がうねり、窓の外の平らなはずの水面が斜めに上下する。
恐ろしいことになっている。奥様に電話する。
でも何事もなかったかのように千葉の自宅では時が過ぎていくだけ。一体どうなってるんだろう。



休館したままの上野動物園(5月GW後の撮影当時)
誰もいない上野公園噴水周辺。

事務所のサロン、
打合せテーブルには無粋なアクリル板。声が良く聞こえないよ。

モデルナ接種)
コロナのワクチンを打つ。1回目だ。
千葉県の自宅の方ではいくら待っても接種券が届かない。
週に4回は東京に行ってる私はとても不安になる、待っていられない。ちょうど都内では自衛隊の集団接種がやっている、これに便乗することにした。
急遽市に連絡して別枠で接種券を取得する。これだけは早かった。
それを持って二人で大手町の集団接種会場に向かう。霞ヶ関の駅構内は5 M おきに案内役の人が並び、会場に着くと今度は2メートルおきに係の人が立っている。あっという間に手続きはすみ接種は終わり、我々は帰路についている。

1回目の接種副反応は大したことはないと聞いていた、確かに大したことはなかった。
それでも体の奥に潜在的に内在している悪い部分が一気に吹き出す。
直っていたと思った痛い部分、治療中で薬で押さえ込んでいた部分、腰痛とか肩のしびれとかそういった部分が接種後に一気に吹き出す。
肉体的な部分だけではない、精神的に内包されていた弱い部分、悪い部分がこれまた一気に吹き出す。
イライラし不平不満をこぼし奥様に当たる。二人で大喧嘩を始める。
これはきっとコロナのせいだと思い当たる。そう思うと心も体も落ち着いて行く。
このイライラこのどうしようもない焦燥感はそうすべてコロナのせい。きっとコロナのせいなのか。




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