ついにやってしもうた。絶対のスピードと正確無比を誇る、私の計画案が狂ってしまった。通常の3倍のスピードでやったのが悪かったのか。元々通常でも、人の3倍のスピードなのだ。限界を超えていたのだろう。見事にスピード出しすぎのオーバーラン。施主に迷惑をかけてしまった。ここのところ、小さな災いが間断なく突き刺さる。まるで氷山の下にいて、上から成長し落ちてくる氷の柱を毎日かわしているような気分だ。ほとんど休み無く氷の柱は襲ってくる。たいした事じゃないさ。最初はそう思ってもいた。今や現実の災難は降る事をやめようと...