夢)魔法の絨毯はもう飛ばない
2020年7月17日
友人が二人ちっぽけなぼろぼろの風呂敷をパタパタはたいている。
何それ?かつてはこれに乗って皆で旅したという。遠い記憶がよみがえる。街並みを超えて尖塔をまたいで夢の中でどこまでも飛んで行った。
友人がまだ飛べるよと言って持ったままスライディングする。さらには二人で広げて建物から飛び降りようとする。
慌てて2人を止める。ただのちっぽけな布。もう飛べないんだよ。2人に説明する。
悲しくなってきた。失ったものがあまりに大きい、ただの夢じゃないんだ。飛ぶことは希望、前に飛び出す力、そして若さ。
もう戻らない。
ありがとうございます。
飛ぶ夢をしばらく見ない、というタイトルを思い出します。
失い、受け入れて生きていくのでしょうね。
こんばんは。
飛ぶことは希望、前に飛び出す力、そして若さ。
もう戻らない。
tamaさんは詩人だと思う。