夢・心の深層

再度ビッグウエイブ

再度ビッグウエイブ

再び巨大波の夢。前回とは無関係そう。予告があり海岸線全てが立ち入り禁止になる。それまではのんびり宴会を楽しむ団体ばかりだった。一斉に坂道を登り、工事中の建物を超えて避難する。どこまで行けばいいのか、予測しようが無い。大波が来る。それは丘を越えて、山の途中にある湖にまで達すると言う。湖ではボート遊びをしながら、ここまでは来ないとたかをくくっていた観光客も慌てて逃げ出す。この波は人々を幸せにするのだろうか。得体の知れない不安も強い。楽しくも無いがさほど怖くも無い。この夢が何を言いたいのか分からない。現実...
ビッグウエイブ

ビッグウエイブ

ある現実が起きる前に見る特定の夢、というものがある。私の場合には、大きなチャンスが成就する時、大きな仕事を得て忙しくなる時、決って見る夢が「BIG WAVE」だ。今回はイギリスのフィヨルド風の断崖絶壁の海岸沿いにいる。地上は一面芝で覆われ、眼下の逆巻く海ははるか下方で見えない。海とは逆方向には遠くのどかな田園と住宅が点在してる。のんびりと芝生の上でキャンプか何かの準備をしている。すると、急に胸騒ぎが、ふと海側を見ると、見えるはずのない水面が5階建てのビルのように盛り上がり、水の絶壁を作っていた。くる...
長い旅

長い旅

長い長い旅だ。不動産のバブルアップ競争に巻き込まれてこちとらも仕事を決めるのが恐ろしく困難になってきた。それでも長い戦いの果てに、信じていた所から吉報が届く。築いてきた輪が大きくうなりながら回り始める。よくなり始めればとことん良くなる。そんなもんだぜよ、人生は。そう言えば、奥様には話したけれど一昨日夢を見た。東京の下町にいるのに何故か人が来ない山の上にいる。そこに小さな集落がある。皆底抜けに明るいけれどそれほど豊かではない。そこの村長さんをやっている私。ある日突然村から温泉が湧き出る。山の斜面から、...
地下室、原始の海

地下室、原始の海

夢)地下室の原始の海2戸で一棟のマンションに引っ越す。手前がリビング、奥に2室の寝室がある。この間仕切りを動かして寝室の大きさを調節出来るようになっている。すると不思議な空間が出現した。半分地下室になっている。階段を下りていく。1畳位のたたきがあり、その向こうには何処と繋がっているのか原始時代の海が出現した。僅か12畳くらいの空間なのに下の方では無限に繋がっているようだ。濃紺の海の水が打ち寄せている。手前は浅くて足を踏み入れても安全そうだがその奥は真っ暗で底なしに見える。海は驚くほど透明で遙か深みま...
夢・過去からの暗殺者

夢・過去からの暗殺者

薄暗い地下道、駅の地下通路みたいだ。出口に向かっている。すると反対側から大柄な男が現れた。トレンチコートに帽子を目深にかぶっている。顔が見えない。でもそいつが私を殺しに来た男だと分かった。全身から殺気が立ち上っている。男の武器は2つ。一つはすぐに撃てる小さな33口径。もう一つは重くて致命的な武器、45口径の銃だ。すれ違いざま、男の体に組み付き通路の湿った床に倒す。懐に手を差し入れて、45口径の方の武器を奪う。離れる。向かい合う。奪った重い銃を構える。奴を撃つ。しかし撃鉄は重くさびた音しかしない。弾が...
ドッペルゲンガーは紙飛行機を折るか

ドッペルゲンガーは紙飛行機を折るか

目の前に二つの案がある。一つは私が作ったもの。高性能ジェット戦闘機のような設計図だ。高機能、高効率、最新の構造力学、優しい人間工学誇らしく今にも飛び上がりそうだ。もう一つは客が持ってきた別案。弱弱しく、イメージも弱く、構造も成立せず、法規も理解していない。無知ゆえの自由さに溢れていた。まるで紙でしか成立しえない建物。紙飛行機のデザインだった。それを見ていて不思議な感覚に捕らわれた。若い頃の自分のスケッチを見ていた。恐れを知らず、現実も知らず、構造も法規にも頓着せず、ひたすら原始的な感情だけで作ってい...
戦争が始まる

戦争が始まる

そんな夢を見た。力を抜き、争いを避け、穏やかに生きたい、と思っていた。だが、人生修養の足りないわたくしめ、思い通りに神様はしてくれない。荒野にいる、それは変わらないのに、生きるバトルをしなければぼたもちは落ちてこない。鋼鉄の鎧を着て、鉄帽子をかぶり、巨大な戦闘機を車庫から引っ張り出す。それで準備完了。久々にひりひりした感触を味わう。皆生きていく為に、社会という名の戦場に出て行く。自分にとって一番信頼できると思われる武器を取り心を鬼にして、顔には愛想笑いを浮かべて大都会に繰り出していく。ここがやっぱり...