微熱が続く

微熱が続く

以前は疲労から微熱が続いていた、今のは昼間は元気で夜寝る前になると体温が上がる、まるで壊れたからだの組織を修復するかのように。今日ジムから帰ってきてフト思った、筋肉組織が壊れるんだっけ、それの修復だと。今までは家でせいぜい週に1回、ダンベル運動を8セットもやらずに疲れてひっくり返る。重量は40キロ程度だ。でもダンベル運動は有酸素の運動ではないので持久力がつかない、ここのところ仕事でもひどく疲れやすく集中力が落ちている、ヤバイまずいよ、我々の仕事は正確さとスピード、間違えたら2度と仕事は来ない、ここの...
老人ホームへシャワーに

老人ホームへシャワーに

この文句が定着しそうなわが家。近くのジムに汗をかきにいくのだが、こんな表現になりそう。ジムといえばセレブの集い、のイメージがあった。トレーニング中の矢沢永吉に近づいてきた小林武が何気なくこんどのAPコンサート一緒にどうですと誘う、そんな光景すらちらつく。期待感がいやが上にも高まる。ところが25年ぶりのジムはそんな淡い期待を吹っ飛ばしてくれた。まさに老人ホーム、年寄りのリハビリ天国。綺麗な女の子の筋肉質の胸から滴る汗、真っ白な歯を見せて駆け寄る爽やかなトレーナー、彼らはどこにもいない。ここは看護士養成...
5月の風は消えたけど

5月の風は消えたけど

5月も2週間が過ぎてよりゆっくりと過ごせると思ったのは幻か。僅か2日間で今月のスケジュールは埋め尽くされ繁忙の只中に突入。また1年が始まる。仕事漬けの日々、仕事がなく不安と焦燥に焼き尽くされていたあの頃は遠い過去。今は上野公園の美しさと流れの中に身をおいている。所属する学会の会員規定に過剰な営業を戒める文章がある。武士は食わねど高楊枝、である。私は少しでも時間が空くとダイレクトメールを作り、さっさと送る。見知らぬ誰かの琴線に触れるように。今回もそれをやった。お陰で本物の楊枝をくわえ続けている。古い古...
GW10連休 下田へ

GW10連休 下田へ

GWもまだ5日も残っている。4月に入ってから予定通りに暇になった。生涯消えないのではと思えた疲労感が少しずつ嘘のように消えて行った。眼科で貰った2種類の点眼液をいくら垂らしても止まらなくなってしまった瞼の痙攣も波が引くように収まってきた。5月の光に包まれている。幸福感に包まれて眠っている。こんなこともう経験できないと思っていた。疲れ果てた心と体のまま一生を終えるのだと覚悟していた。でも癒しの時はやって来た。GW初日は久々の伊豆下田へ行く。ホテルは下田プリンス。10年以上前に近くの伊豆急に泊まった時に...
夢)2人いる

夢)2人いる

夢、事務所にいる、何時もは薄暗い吹き抜けが妙に明るく夕陽が差し込んで光っている。何かあるんだろうか、もう帰るからいいや。そう思いながらキッチンに入ると男がボーッと立っている。頭の薄くなった中年ふとりの丸顔の男だ。何だどうやって入った?玄関の鍵を見るとちゃんと閉まってる。男はなにも言わずにただ立ってるだけ、訳が分からないこっちに来いと言って事務室の方に連れ出す。するとそこにも男が立っている。少し背の高い長細い顔をした中年の男だ。風采が上がらない。何なんだ君達は、すると男は黙ってスケッチブックを差し出し...
水戸の梅

水戸の梅

今年の楽しみのひとつが消えた。仕方なかー、倍率が高すぎる、平日だから皆腰が引けるかと思ってたら、省吾ファンはそんなに柔ではない、当たりもしないチケットのために3か月前から有休を取ってスタンばる。その熱意の川が見えるようだ。かくして私は流れ去った。1回の落選でも1年以上待つのだ。次回は一体何時なのだろう?浮いた予算で二人で旅行に行こう。ココロイヤス旅へ。先先週は疲れた体に鞭打って水戸まで行った。丁度梅が見頃、偕楽園は人だかり梅だかり。でも奥様の狙いはそこではない、県立美術館の東山魁偉だ。唐招提寺の障壁...
春よ来い

春よ来い

今年に入ってから毎週末、膨大な芦別物語を編集している。若気の至りで作成したHPビルダーのどこでも配置モードを標準モードに変換しているのだ。勿論自動変換モードなぞ存在せず、1枚、1ページ、1つの記事文章ごとにばらばらにし、再度組み立てるという気の遠くなる作業だ。毎回100ページずつ変換していく。ぶっ通しで4時間前後でいければいい方。これをやっておくと例えばスマホページへの変換もスムーズにいく。今更やる気は無いけれど。画像が小さくなりすぎて緻密さが欠けるから。数年おきにこうした大転換が必要となる。ホーム...
浜田省吾アゲイン

浜田省吾アゲイン

今年はまさかの年2回、過去25年間でメジャーコンサート参加ゼロの我々がついに行ってしもうた。埼玉スーパーアリーナ、ドアツードアで丁度1時間、楽だ。前回の長野泊まり込みとは大違い。猛烈な雨に叩かれる心配も帰る時間を気にすることもない、唯一の心配はでかすぎて米粒の省吾となる恐れのみ。しっかり双眼鏡も眼鏡かけたままで見られるやつを準備。このまま消化不良で良いわけがない。行くぜ省吾、と相成りました。後から申し込んだので4階の絶壁席、しかもステージ直角これが良いのだアリーナのように跳び跳ねる必要もない、頭の後...
今日も遅刻だ

今日も遅刻だ

今週3回目の遅刻、普段でも10時前に着くことはない、それが1時間の遅刻!疲れてるときはもう無理しない、電話も殆どないし人も訪ねては来ない。全てがメールで始まりメールで終わる。15年前に東京に進出したときに誰が想像できたろう。...
故郷芦別の詩

故郷芦別の詩

現実の色が薄れ、日々の消え去る速度に戸惑う頃、浅いまどろみのなかで魂が北へと旅たつ夢を見る深い渓谷の轟きから離れ草原を蛍のように照らす。僅かな灯火のなか探すのは消えた古い思い出の家。...