昭和の森は深い

今年も来ました、お彼岸墓参りの季節。
ここ数年の習慣だけれど、東京都昭島市、この昭和の森に集まって法事、というパターンが出来た。
フォレスト・イン昭和館というそのまんまの名前のホテル、ここの日本料理屋、車屋の料理が秀逸。
墓前からバスをチャーターし大人数で集まったこともある。
そして年を経るごとに参加していたメンバーも高齢となり鬼籍に入り、今では我々夫婦2人だけの行事になってしまった。
大事な人たちを次々と失い、寂しいなどとは言ってはいけない、ここを拠点に高尾山へ上るのだ。霊山に供養だ。

どうしたことか今年のホテルは異常な混みようで、2週間前に余裕をもって電話したつもりが、残り一部屋ですと言われて慌てて最後の部屋を予約。それでも森の見える部屋をというのは忘れなかった。
オークラ系なのなのでホテルの設備もデザインもサービスも満足。
ただし通常のツインだったので部屋は狭い!30㎡しかない。

本当はコーナーツイン45㎡が良さげだった。でも都内に泊まるのに余分な金は使いたくない、その分は夕食に回した。

7階の部屋から見える昭和の森。近くには西立川にも昭和記念公園がある、それとは趣の異なる原始癒し系の森。
右側の白い建物は教会風の結婚式場。

上の写真の真下、1階のロビーから見る庭、小さな池に右に式場。

池の左側から見る。

池越しにロビーを見る。
見上げるとホテルの本体が見える。当然ですが。
前回とダブるので割愛。

ホテルの庭を抜けると昭和の森に繋がる。

くねくねした迂回路が続き、彫刻の森となっている。昼なお暗く野性味たっぷり。原始と文化が心地よく融合する。

こんな変なおじさんもいる。
先までどんどん行けるのだけれど奥様が不安になって引き返すことに。
どこまで続いているのだろう、彫刻は数十体ありそう。
足元には5mおきにいもりが元気に走り回る。
一瞬しゃがんで捕まえたくなった、もうすっかり忘れてしまった子供時代の無邪気な気分に戻って。

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